2016/10/25

エリザベート



うっかりしている間に随分日にちが経ってしまいました。
9月にエリザベートの東宝版を観劇したのだけど、奇跡的に神キャストバージョンで観ることができました。
このすごいキャストで観れたにもかかわらず、実は少し霞んで見えてしまった東宝版。
それはきっと、8月に観た宝塚版のエリザベートが素晴らしすぎたから。
しかしながら、宝塚時代から何度もエリザベートを演じてきたお花様(花總まり)のシシィを、やっとこの目でリアルに観ることができて幸せいっぱい胸いっぱい。
少女時代から晩年までのシシィを一人で演じきるわけだけど、特に少女時代の愛らしさはもう最上級。
そしてそして、なにがって涼風真世さんが美しすぎた。
ゾフィーって本来ものすごく怖〜い人なわけだけど、ゾフィーとしてはビジュアルが美しすぎて怖さに拍車がかからないのが残念。
しかしながら、歌唱力はさすがの涼風真世さん。
心が震えるほどの凄みを感じました。
井上芳雄さんのトートも山崎育三郎さんのルキーニも役柄としてのイメージから物足りなさを少し感じてしまったのだけど、これは個人的な好みの問題かもしれないねと思う。
ちなみに、この公演のMVPはフランツ・ヨーゼフを演じた田代万里生さんということで、一緒に観に行ったツレと意見が一致。
そして、古川君はやっぱり王子だった。

今更感が山盛りですが、備忘録として。

来年はレディ・ベス!!