2016/03/26

DJ-KICKS / MOODYMANN



Moodymannことケニー・ディクソン・Jrの音楽は黒いとよく言われるけども、彼の黒はいろいろな色を混ぜた時の黒だと野田努さんが言っていて思わず膝を打ちました。

ジャンルレスなハイブリッドの黒。

セクシーで麗しいミックスです。

いろんなジャンルの曲を選曲していますが、いつ曲が変わったのかわからないくらい滑らかで美しくつないでしまうテクニックに感動すら覚えます。






2016/03/25

怒り

八王子で起きた夫婦惨殺事件を背景に、様々な人間模様が展開されていくストーリー。

「人を信じる」ということについて、深く考えさせられたお話だった。

日常の些細な偶然が重なって起こる悲劇。
疑心暗鬼が引き起こす悲劇は取り返しのつかないことになる。
人を信じる信頼するということは、先ず自分自身を信じることからはじまるのかもしれないね。

個人的に吉田修一作品は、わりと当たり外れがある方なので、はまり込める時とそうでない時の差が激しい。
今作は登場人物や場面がテンポ良く転換されていくので、上下巻共にあっという間に読了。
ズボッとはまり込み。

映画版も楽しみであります。





2016/03/19

ピクサー展



先日東京へ行った時に、ピクサー展も行ってきたのだけど、これがものすごくおもしろかった。

ピクサーということで、やはりお子様も多かったのだけど、展示内容はどちらかというと大人向けの仕様だったんじゃないかなと私は思った。

アニメーション作品の製作ってかなりの年月がかかるわけだけど、その製作過程や作業段階の内容がとてもわかりやすく展示されていて、以前に行ったことのあるジブリ美術館の展示をちょっと思い出したりしました。
ユーモア、発想力、独創性に長けてる人って素敵。
大人になっても、どこか子供の心を失わずに持ち続けている人でないとできないお仕事だなと思う。

日曜日に行ったので、それはもうものすごい混みようだったのだけど、激混みでなければもう一回くらい行きたいくらい。
音声ガイドも良い内容でした。


      ✳︎


ピクサー帰りに、清澄白河駅近くの深川釜 匠にて深川めしを食べました。
人生初の深川めしだったのだけど、なにってボリュームに凄さに驚いた。
標準で大盛り山盛りてんこ盛り。
食べても食べても減らないんけど、そこはわたくし。ちゃんと完食できました。笑
食べても食べてもあさりが無くならないからね。
あさり好きはぜひ。




2016/03/16

365日





ジャンボン、あんぱん、アップルクランブル、クロッカンショコラ。

先日東京へ行く用事があったので、念願の代々木公園近くのパン屋さん365日へ。

365日は以前、オトナの社会見学という番組で特集されていたのを見てからというもの、どうしても行きたかったパン屋さん。
オーナーシェフの杉窪さんは、もとパティシエさんというだけあって細部にこだわったパン作りをされる方。

食材へのこだわりがすごいのだけど、素材の良さを引き出すため探求がすごいの。
風味や香りや食感のことをすごく大切にしたパン作りをされています。

実際にお店に行ってみてパンを食べてみて思ったけども、ほんとにいろいろなところ細部に気が利いてるなとおもった。
パンのサイズも全体的に小さめなのだけど、いろんな種類のものを一度にいろいろ食べて楽しめるのも魅力だなっておもった。

365日毎日食べたいくらいおいしかったよ!






2016/03/05

Offering For Anxious / Diggs Duke





菊地成孔が絶賛していたのと、ele-kingのディスクレヴューでも評価されていて、とても気になっていたディグス・デュークの1stアルバム。

ネオソウル風でもあるけど、どちらかというとジャズの要素の方が強く感じます。
ロックやポップスやフォーク要素もあるので、わたしのようなロック畑の人間でも心地よく聴き込めるメロウな音。

最近よく聴いているお気に入りの一枚。