2016/02/27

パンとスープとネコ日和






4話完結。
ずっと母と二人暮らしだった主人公が、母の突然の死をきっかけとして新たな一歩を踏み出すお話。

自分の身に何かが起こっても、その出来事は自分の受け止め方次第でヘヴィーにもライトにもなる。
心の余裕とか度量とか、今の自分にものすごく欠けてる部分だなって痛感した。
自分の感覚を信じることとか、人を信頼することとか、見守ることとか、人との距離感とか。
日常の中で、なにげなく空気みたいに流してしまったり、見過ごしてしまったりしてる感覚を、もう少しちゃんと意識して自分の中に落としてみようと思った。

人は一人では生きていけない。
いやいや、一人で生きていけるし!って、自信満々でそう思ってる人って、結局本当の意味では自由ではないのかもしれない。
何もないまっさらな自由よりも、自分が積み重ねてきたもの、得てきたものがあるからこそふるまえる自由って豊かで素敵だなって思う。
人との関わり方が豊かになるってそういうことなのかな。

このドラマには視覚的な魅力がいっぱいある。
ネコはもちろん。
もたいまさこの演技力というか表現力はすごい。
そして、何と言っても食事の部分は秀逸。
フードスタイリングは「かもめ食堂」や「ごちそうさん」の飯島奈美が務めているのだけど、ほんとにいちいち美味しそうなのでみている最中にお腹が減ります。笑
レシピも公開されてるからね。
今度作ってみようと思います。
http://www.wowow.co.jp/dramaw/pantosoup/special/index.html