2016/07/02

機動戦士ガンダム サンダーボルト




サンダーボルトの劇場版December Skyを観てきました。

以前に配信で第1話だけ見ていたのだけども、次の配信までに細かい内容を忘れてしまうので、これはすべて配信されてからまとめて見た方が良いんじゃないかと、ずっと温存しておりました。
そしたら劇場公開が決まったのでこの機会に。

1話15分の全4話構成だから劇場版は1時間の作品なのだけど、これがまた内容が濃くて本当に面白かった。
とにかくキャラもMSもストーリーも画も映像も音楽もすべてがカッコよすぎて、せめてあと一回くらいは劇場で見ときたい衝動にかられています。

サンダーボルトってストーリーの中で音楽が占める役割がものすごく重要な作品なのだと思うけども、それが劇伴としての音楽ではなくて登場人物たちが愛聴している音楽という意味のものというところが、なんだか斬新でいいなあと思いました。
だってさ、私たちが何か作業をしながら好きな曲を聴くという当たり前のことと同じように、兵士たちだって戦場で心落ち着かせるためだったり戦闘中にモチベーションあげるために好きな曲を聴いてたかもしれないもんね。

音楽は菊地成孔が担当しているのだけど、ジャズを基調にエレクトロニックなものもありつつ歌モノのポップスなんかもあったりして、特に歌モノはすごく良いなと思いました。
戦争という常に死と隣り合わせの環境で生きる中で、なんだか唯一平穏な日常を感じられるものに思ったから。

何ってね、エンディングの曲がカッコよすぎる。
思わず劇場限定のアナログ盤のサントラ買っちゃったけども、アナログ盤にはエンドロールの曲が未収録だったので、結局わたしはまたCDも買ってしまうのだろうとおぼろげながら思っています。笑