2016/09/30

Fantome / 宇多田ヒカル



宇多田ヒカル待望のニューアルバム。
言葉、音、歌、表現力、すべてにおいて豊か過ぎて、一体どれほどの引き出しを持っているのだろうかと驚愕してしまう。ただひたすらスゴいとしか言いようがない。

個人的なベストトラックは、忘却 (feat.KOHH)と俺の彼女かな。
(荒野の狼の吐息とか人魚の美しい日本語とメロディの融合とか・・・それぞれの好きなところを挙げだしたらまぁキリがない)

忘却のトラックは元々はインスト用に作った曲らしいよ。インパクトがスゴすぎて初聴きでは軽く震えるレベルだったけど。「マジでヤバい」という言葉しか出てこなかった。

で、後からじわじわくるのが俺の彼女なのだ。
一曲の中で一人二役、俺と私を使い分ける表現力には圧倒される。
お互いの本音を隠しながら、決して相手に本性を悟られないように付き合い続ける男と女の鬱屈とした感情を歌っている曲だけど、聴き進めていくうちに俺の闇が深い様子にギョッとする。
まるでミュージカルのワンシーンを観ているかのような気分になる。




2016/09/28

Heads Up / Warpaint



約二年半ぶりのリリース、Warpaintの3rdアルバム。

リードトラックの「New Song」があまりにもキャッチーだったので、これは一体どんなアルバムになるのかと思っていたのだけども、結果的にこれまでの作品の中で最もグルーヴを感じるものだった。
リズムの揺らぎがとても気持ち良い作品。

全体像としては、1stと2ndの魅力的な部分をより鮮明にギュッと凝縮させてそれを熟成させたかのような印象。
その中でリードトラックの「New Song」だけがよりポピュラーでとてもわかりやすくキャッチーなものになっている。

彼女たち特有の浮遊感を纏った音や気怠く妖艶な歌声にサイケデリックな要素は今作でも健在しているのだけども、そこにプラスしてベースミュージックの影響や、ポストパンク的なニューウェーブの要素を深めた雰囲気もあるように思う。
今作はシンセの音をこれまでよりも強調していること、リズム隊が今まで以上に前面に出てきていること、そこらへんのことを第一印象で強く感じた。
個人的なベストトラックは「The Stall」と「So Good」かな。

一聴してみて非常に円熟味を感じたけども、正直まだまだ余裕綽々なんじゃないかとかも思ったりする。
彼女たちのこれからが益々楽しみであるけども、暫くは今作をたくさん聴き込んでもっともっといろいろな魅力を発見していきたいと思う。




pm12:45

amazonから配達完了通知が届いた。
今日は宇多田ヒカルのニューアルバムがわたしの手元にようやく届く日なのだ。

とと姉ちゃん第一話で流れてきたオープニングに号泣し、胸に刺さりすぎて一週間ほどは毎回オープニングで涙がとまない現象を発生していたのはもう半年も前のことなのか。
長かったようで短かったような。
より楽しみたいから、すでに聴いた方々の感想などは一切目にしない耳にしないように封印している昨日今日。
ひたすらワクワクが止まらないから、今日はもう仕事放って家に帰りたいね。笑




2016/09/25

unagi


うなぎを食べた。

けど、なぜだか道中に突然お腹が痛くなって
泣く泣く1/3尾。

万全の体調で1尾の特上食べたい。




ニール&イライザ


懐かしの。
むしょうに聴きたくなったのよ。

ニール&イライザは、コーネリアスだったり高橋幸宏さんだったりくるりだったりでおなじみの鍵盤奏者堀江博久さんが、かつて在籍していたバンド。
若い方にはハイエイタスのキーボードだった人だよといえば、なんとなくわかっていただけるのかな。

YUKARI FRESHとかSNAPSHOTとか、いわゆる渋谷系のアーティストがたくさん在籍していたレーベルのエスカレーターレコーズのアーティストでした。








2016/09/24

Far East Bazaar



ファーイーストバザールは、オーガニックなドライフルーツやナッツやソルトを販売しているお店。
お高いので贈答用でしか買ったことがなかったのだけど、今日はとうとう我慢できずに初めて自分のためにジェラートを買ったのだ。
ナッツとコーンフレークのトッピング込みのジェラート二種盛りで¥540也。

わりと斬新なトッピングの盛り付け方に一瞬驚くも、あまりにも美味なゆえこの上ない幸せを感じたのである。
砂糖不使用だとか。
そうだとは信じられないくらいスイートだったよ。

今日は美容院へ行って髪の毛を5センチくらい切った。
切ったけどもロングだから5センチくらいじゃあ他人は気づかない。笑




くるりのこと



自分の分析や想定とは違う真実。
意外性や驚きも結構あって、とても面白かったくるりのこと。

岸田繁が語る向井秀徳のエピソードは良いね。
たぶん私たちが想像する向井秀徳像と少しもズレてない。

ワンダーフォーゲルをオフコースみたいでいいねとマジで言う向井。
TEAM ROCKツアーでワンダーフォーゲルを歌いたがった向井。
東京公演でも地方公演でも何度も歌った向井。
勝手にキーを上げて勝手に歌詞を変えて勝手に二番から歌う向井。

そして、電車の中だったけど笑わずにはいられなかったのが私。





2016/09/23

森山大道展



森山大道さんの写真展へ行ってきた。

森山大道といえばモノクロ写真というイメージが強かったのだけど、今回はカラー写真の展示も一部あって楽しめた。
カラー作品は東京の街で撮ったものらしく、大都会の雑多で混濁した風景や街人のスナップ写真がたくさん展示されていた。
森山さんがモノクロでなくカラーで見たいと思ったもの。
その境界線はいったいなんなのだろうかと、暫く作品を前に佇みながら思いを馳せてみたのだけども、凡人の感性しかないわたしには、やっぱりちょっと分からなかったのである。笑

森山さんのモノクロ写真は、キレイとか美しいとかそういう種類のものじゃないのだけども、なんというかものすごい迫力や気迫を感じてしまう。
作品の全体像がボヤけるくらいに近くで見れば見るほど、なんだか圧倒された気持ちになるのだ。




daydream / Aimer



楽しみにしていたAimerの4thアルバム。

案外何色にも染まるその歌声。
Aimerの世界観を越えた先にあるものは、無限の可能性だったね。

このアルバムには一つの作品としてのテーマとか世界観とかの統一性はないのだけど、それは他アーティストからの楽曲提供とプロデュースで構成されているからだ。
だから、其々のアーティスト色がとても強い作品で、Aimerの世界観としては離れてしまった作品である。
あぁこの曲はあの人だね、そんでもってこの曲はあのアーティストだわ、というふうに一聴しただけでもとてもわかりやすい。
Hz(ヘルツ)なんてめちゃくちゃスキマスイッチだから、Aimerが歌うそのギャップにまず驚く。
でもそれ以上に、なんだこれは!良いじゃないか!という意外性にもつい前のめりになってしまうのだ。
他アーティストのものだとわかりやすい曲を、それに寄せながらもしっかりと自分のものにして完成させてしまう変幻自在な魅力。
このアルバムには、そういうものがたくさんつまっている。
個人的にはとても魅力的な作品だと思う。

わたしがAimerを初めて耳にした時の印象というのは、あれ?阿部真央ちゃん歌声変えたのかな?と思ってしまうくらい阿部真央ちゃんだった。
だから、阿部真央ちゃんとのデュエット曲のforロンリーは以前にコラボしたものらしいけども、このアルバムに再度収録されていて、とてもうれしく思った。




2016/09/22

am9:16



日本ほめる達人協会とは。
地下鉄の出口案内の看板を二度見。







2016/09/21

ユースキンA



ドラッグストアでもおなじみのユースキン。

ユースキンって美白効果もあるのだ。
去年、日焼けした脚ににひたすら塗っていたら
とてもキレイになったので実証済みである。

今年はというと
サマソニで想像以上日焼けしてしまった腕。

毎日お風呂上がりに塗りたくっているよ。

早く色白に戻りたい。




2016/09/20

pm17:20


ずいぶん前
まだピカチュウがいた頃の
扇町公園から見上げる平日の関テレ。



2016/09/17

琥珀色の街、上海蟹の朝


「琥珀色の街、上海蟹の朝」は中毒性のある曲だね。
シティーポップ風のアーバンな音をバックにラップをする岸田くんに驚くも、その上手さはさすがだなとも思った。

「東京」から「琥珀色の街、上海蟹の朝」までの全シングルを網羅したくるりのオールタイムベスト盤「くるりの20回転」が先日リリースされたので、ここ最近ずっと聴いている。
ひたすらに進化し深化し続けるくるりの音楽性は全方位だけども、必ずどこかに感じるくるりらしさというものがあって、それはきっとポピュラーミュージックという普遍性にしっかりと軸を置きながらも、そこに奇想天外な色付けをするのがすごく上手いからなのだろう。
彼らの飽くなき音楽への探究心と創造力の賜物。
素晴らしき音楽至上主義だと思う。


余談だけど、わたしがくるりの曲の中でグッとくるものって、必ずボーカルと掛け合うような女子コーラスのアレンジが効いているものだったりする。
そういうもので今までに最高だと思ったアーティストは、くるりとZWANとシャーロット・ハザレイがいた頃のASHだよなあとか考えたりしていた。
個人的意見としては、ポップミュージックには曲を彩る花のある女子コーラスがあることはやっぱり重要だと思う。









君の名は。



新海誠監督の最新作。

人というものは、その時とてもとても大切だと思ったことさえも、時が経てば記憶は薄れていき、案外簡単に忘れ去ってしまう生き物だ。
記憶の彼方に埋もれている大切な何か。
頭は忘れてしまっていても心が覚えているのならば、時を経てもまたつながることができるのだろう。
名前はきっとそれをみつけることができる鍵なんだ。

後半からの突然の展開に驚き、そして、ファンタジーの中に潜むリアルな部分にゾッとした。

ファンタジーの中のリアルという部分では、シンゴジラを見たときも同じようなことを思ったのだけど、シンゴジラはストーリーを追うことに一生懸命だったので見落としていることがたくさんありそう。
もう一回くらいは見に行きたいなと思う。

とりあえず、第四形態のシンゴジラはイデオンみたいだった。
そして、粟根まことさんは見つけられなかった。








2016/09/16

ダンス・ダンス・ダンスール



少女漫画家ジョージ朝倉先生が、満を持して青年誌にて初連載。
男子バレエ物語です。

相変わらずテンションは高く、テンポも良くて面白い。

ジョージ朝倉先生の作品は、独特のなんかこう心が掻きむしられるようなヒリヒリ感と勢いが魅力だと思うのだけど、読みすすめるにつれて、次第にもっと私の心を掻きむしってくれよー!というよくわからないテンションになるのです。
それが良いのですが。笑

いやぁもう主人公のバレエ少年がね、思春期ど真ん中で青いんですよ。
若さゆえの勢いってすごい。
衝動と爆発とキラキラとヒリヒリとドキドキとワクワク。
それって、つまり最高。

四巻はよ。





2016/09/13

New Song



twitterもやめたりしたので、最近いろいろな情報に疎くて気づけばうっかりということが多い。

もうすぐWarpaintのニューアルバムがリリースされるそうで。
そのニューアルバムからの一曲。

前作から更に進化した雰囲気が伺える。

初期の頃からと比較すると、曲調は徐々にテンポアップしてきているし、比較的リズミックなものに進化しているなと思う。

わたしWarpaint大好きだからね。
初期のアートロックな雰囲気とは少し変わってきたけども、それとはまた違う進化したWaipaintもいいもんだなあと思う。










2016/09/11

信楽



窯の外からコンニチハ。

少し前だけど信楽に行ってきました。
たぬき作ったよ。






ダンバイン とぶ



おーらばとらー!だんばいんっ!
おーらしゅーたー!だんばいんっ!
あたっく!あたっく!あたーっっっく!
おれはせっんっしーー♪

というわけで、ダンバインHDリマスター版見てます。

富野監督と市川沙椰ちゃんの対談の番組も見たよ。
きっと孫とじいちゃんほどの年の差があるはずだけども、このお二人は波長が合っているのかな?
なんだかものすごく和やかな雰囲気で、富野さんすごくかわいく感じました。笑

市川沙椰ちゃんのブログは以前から拝見しているけども、彼女の趣味嗜好の幅の広さには驚き以上のものがあります。
モノを見る視点、楽しむ視点が面白い人だね。







2016/09/10

pm14:49


ピカッとね。
天王寺公園から見上げるあべのハルカス。

日中はまだまだ残暑が厳しいね。
うなぎが食べたい。







2016/09/07

エアハラチ



やっぱり買ってしまったよ。

買ったのはウルトラなのだけど、
もうびっくりするくらいウルトラ軽いです。

エアハラチはサイズ選びが難しいらしい。
(友達も失敗していた。)

甲幅が思っているよりもコンパクトな作りだから、
必ず試着して買うべし。

エアハラチにはナイキのロゴマークがどこにも入っていない。
代わりにバックにがっつりNIKEって書いてある。笑
そういうとこ好きだよ。





2016/09/05

ポーの一族



少女漫画の神様、萩尾望都先生の名作。

永遠に少年少女のまま年をとらないバンパネラ、エドガー、アラン、メリーベルのおはなし。

彼らは年をとらないからひとつの場所には長く留まってはいられない。
友達も作れないし、人を愛することもできない。
そうして彼らは時を超え永遠に旅をするのだ。

なにとも深く関われずに孤独に永遠に生き続けなければいけないことは、きっととても辛くてかなしいこと。
いのちの限りがあるからこそ生きることに一生懸命になれるのだ。
その中で誰かを愛したり誰かに愛してもらったり…
人との繋がりを持てることはとても幸せなことなのかもしれないし、なにげなく流してる日常の中にももっと大切にしなきゃいけないことがたくさんあるのかもしれない。

大人になって久しぶりに読み返してみたポーの一族に、そんなことを感じたよ。






MUJIトート


無印でお買い物したら
ショッパーがトートだったよ。

不意打ちにこういうのって
なにげに得した気持ちになるよね。






2016/09/04

ヴィシソワーズ



大量のヴィシソワーズを作ったよ。

いつもよりたくさん作ったら
分量がわからなくなった。






am5:36



珍しく早朝に目覚めた日曜日でした。






2016/09/03

蝶々結び




片っぽで丸を作って しっかり持ってて
もう片っぽでその丸の後ろを ぐるっと回って

間にできたポッケに入って 出てくるの待ってて
出てきたところを迎えにきて 「せーの」で引っぱって

はじめはなんとも 情けない形だとしても
同じだけ力を込めて

羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの

腕はここに 想い出は遠くに
置いておいてほしい ほしいの

片っぽでも引っ張っちゃえば ほどけちゃうけど
作ったもの壊すのは 遥かに 簡単だけど

だけどほどく時も そう、ちゃんと 同じようにね
分かってるよ でもできたらね 「せーの」で引っ張って

ほどけやしないように と願って力込めては
広げすぎた羽根に 戸惑う

羽根は大きく 結び目は固く
なるようにきつく 結んでいてほしいの

夢はここに 想い出は遠くに
気付けばそこにあるくらいがいい

黙って引っ張ったりしないでよ 不恰好な蝶にしないでよ
結んだつもりがほどいていたり 緩めたつもりが締めていたり

この蒼くて広い世界に 無数に 散らばった中から
別々に二人選んだ糸を お互いにたぐり寄せ合ったんだ

結ばれたんじゃなくて結んだんだ 二人で「せーの」で引っ張ったんだ
大きくも 小さくも なりすぎないように 力を込めたんだ





Aimerのニューシングルより。

RADWIMPSの野田洋次郎によるプロデュース作品。

Aimerの魅力はその歌声。

大切な人と出会い、関係を紡いでいく過程を
蝶々結びに擬えていく歌詞。

歌詞自体の言葉の流れももちろん美しいけども
彼女の歌声によって、さらにその魅力が増す。


「結ばれたんじゃなくて結んだんだ」
のところにはグッときちゃう。

だって、縁は運命と違って自分の意志で紡いでいくものだもの。






MVは岩井俊二監督。
俺得てきだわ。

今月はね、宇多田ヒカルもAimerも
ニューアルバムのリリースを控えているよ。

とても楽しみだね。









マンゴーのやつ



セブンのマンゴーのやつ。
めっちゃ美味しいよね。

しかしながら
ローソンの冷凍みかんも良い。

どちらも今年たくさん食べました。








2016/09/02

カレー曜日




今夜の我が家はカレー曜日でした。

トッピング全部のせ。

盛り過ぎました。

お腹はち切れる。

そして、そろそろシンゴジラ観に行きたい。








2016/09/01

LUNATIQUE / 石野卓球



ようやく。

6年ぶり石野卓球のニューアルバムは
粋なダンスミュージックに仕上がっております。

so coolだね。

卓球は変人だけども天才だ。

Lunatiqueはフランス語で「気まぐれ」という意味。
英語ではLunatic「変人、狂人」

解釈は違うかもしれないけども
これはまさしくと思った。笑




Rapt In FantasyのMVは
生活雑貨と家電で表現する名画なのでしょうか。

最後の横並びのやつは最後の晩餐だね。
フェルメールっぽいのもいくつかあるね。






ポイントで得る贅沢



貯めに貯めたポイントで豪遊するときのウキウキ感は堪らない。

先日、とあるポイントが米沢牛と魚沼産コシヒカリとSKⅡに化けた。

プレゼントされたらうれしいものナンバーワンSKⅡ。

SKⅡピテラのパワー恐るべし。

最高です。