森山大道さんの写真展へ行ってきた。
森山大道といえばモノクロ写真というイメージが強かったのだけど、今回はカラー写真の展示も一部あって楽しめた。
カラー作品は東京の街で撮ったものらしく、大都会の雑多で混濁した風景や街人のスナップ写真がたくさん展示されていた。
森山さんがモノクロでなくカラーで見たいと思ったもの。
その境界線はいったいなんなのだろうかと、暫く作品を前に佇みながら思いを馳せてみたのだけども、凡人の感性しかないわたしには、やっぱりちょっと分からなかったのである。笑
森山さんのモノクロ写真は、キレイとか美しいとかそういう種類のものじゃないのだけども、なんというかものすごい迫力や気迫を感じてしまう。
作品の全体像がボヤけるくらいに近くで見れば見るほど、なんだか圧倒された気持ちになるのだ。